【文書作成力向上研修】スキル向上を目的とした実践的研修を実施

お客さま情報

明治安田生命保険相互会社さま

140年以上の歴史を持つ生命保険会社さま
https://www.meijiyasuda.co.jp/

依頼内容：文書作成力向上研修の実施

お客さまの課題

金融、特に保険業界の企業さまが抱える課題のひとつとして「わかりやすい文書を作るスキル・ノウハウの向上」があります。明治安田生命さまも同様の課題を抱えており、対策を検討していました。

しかし、文書作成の知識やノウハウは幅広く、スタッフの時間的リソースも限られているため、優先順位をつけて必要なスキルや知識を研修で学べないかと考えていました。

ダンクの対策

ダンクの「文書改善コンサルティング」のメニューのひとつである「文書作成力向上研修」の依頼を受け、ダンクが研修を実施することになりました。

【課題の抽出】現状分析と現場ヒアリング

まず現在の課題を明らかにするため、現場スタッフへのヒアリングと既存文書の分析を行いました。
その結果、明治安田生命さまの文書作成プロセスにおいて、以下のポイントを中心に改善の余地があると判断しました。

• 文書を作る前の情報整理
  読者に伝えるべきポイントが曖昧になっている印象を受けた
• タイトルと見出しの主題が明確になっていない
  タイトル・見出しができていないと、読者に読んでもらえない可能性あり
• 文章が長く、冗長になっている
  一文が長いと、読者に伝えるべき重点が埋没してしまう

これらのポイントに基づき、研修を設計しました。

【研修の内容】Before/After事例と演習の実施

文書作成のポイントをBefore/Afterの事例で解説

明治安田生命さまで過去に作成した文書の中から、Before/Afterによる事例解説で研修を実施。普段、自分たちが向き合っている文書をベースに改善ポイントを説明することで自分ごと化されます。
自分ごと化されることで、参加者の集中力が持続し、自身の業務に取り入れやすくなる効果を期待しました。

自分の手を動かす実演習

今回の研修では、単なる理論ではなく、実際の文章やデザインに対して手を動かすことを重視。誤りを見つけ、修正し、コミュニケーション向上につながるスキルを磨く機会を作るのが狙いです。
実際、参加者の方も主体的に取り組んでいただけたので、学びを得るいい機会になったと感じています。

研修を終えて

研修後のアンケートでは、8割以上の方に「満足」との回答をいただきました。
文書作成の基本から、やりがちな文章の書き方の傾向まで、課題と対策を主体的に学び取っていただけたと思います。

ただ、元来、明治安田生命さまには、お客さまに真摯に向き合い、向上心の高い方が多くいらっしゃることが研修を通して伝わってきていました。

アンケート結果のコメントを見ても「さらにより良くしたい」という意欲を感じる意見が多かったです。

本施策の担当者さまからも「ただ講義を聞いて終わりではなく、明日につながる研修になった」との評価をいただきました。

明治安田生命さまが、これまで以上に顧客コミュニケーション向上に取り組んでいくきっかけになったのであれば、そんな嬉しいことはありません。

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