【マニュアル制作】ユーザー視点で再編集を行い、パワーポイントで伝わるマニュアルにリメイク
お客さま情報
生命保険会社 A社さま
業種:生命保険の保険商品販売
担当部署:営業推進部
依頼内容:マニュアル制作(PowerPoint)
作業期間:約1ヵ月
お客さまの課題
コロナ禍ということもあり、保険契約全般の手続きをオンラインで推進する動きが業界全体で加速している。
A社さまでもオンライン募集推奨の指針が打ち出された。
A社さま内でオンライン募集マニュアルを制作したものの、社内や募集人からは「わかりづらい」という声もあり、オンライン募集の利用率が向上しなかった。
マニュアルの再編集を検討していたが、改善方法に苦慮していた。
ダンクの対策(編集のポイント)
ダンクは、募集マニュアルのわかりづらい要因を「ユーザー視点」で分析。
テキスト量が多くスライドごとの情報に圧迫感があることや、資料に検索性がないこと、募集人がやることと保険契約者がやることが不明瞭である点などの課題を抽出。
課題を解消するべくページネーションを再設計し、編集を施した。
テキスト情報を徹底的に絞り込み
注意事項や手順説明などが何度も繰り返されている箇所は削り、言い回しが冗長でテキスト量が多い箇所はシンプルな表現に変更した。
<サンプル>
内容を3章立てにカテゴライズし、各種インデックス機能を付加
内容を読み込むと「オンライン募集の概要」「申込手続きの流れ」「オンライン手続き画面による解説」の大きくは3つに分別できることが分かる。
それら3章立てでカテゴリーを分類し、冒頭にインデックスページを差し込むと同時に、全ページにサイドインデックスも付けることで検索性を持たせた。
読みやすくするための細かな工夫を施す
- カラーリング…章ごとにキーカラーを設定し、現在地を直感的に分かるように
- 行間…テキスト量を削った分、行間設定を広げ圧迫感を解消
- 赤字・下線…強調のために赤字や下線が使われすぎていたため、使用を限定的に
- アクションの主体者…「募集人がやること」「お客さまがやること」がひと目で分かるように人物アイコンで情報を整理
<サンプル>
対策の効果
冒頭にインデックスを差し込み、3章立てにしたことで、読み手が全体の流れを把握できるようになり、手順に沿って利用できるようになった。
A社さまからは、徐々にオンライン募集の利用率が上昇傾向にあるとの評価をいただけた。
また、副次的に、類似資料を作成するときの見本として、考え方やフォーマットをうまく利活用されているとのことだった。
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