広告校正クイズ!これができればあなたもプロ校正者?

自社で制作している広告物、きちんと校正できていますか?
専門の校正者がいるなら心配無用でしょうけど、校正は社内スタッフで済ませている、という企業も多いのではないでしょうか。

ミスなく校正できているか不安だな・・・
という方は、創業から30年の校正会社ダンクが作成した「広告校正クイズ」にチャレンジしてみませんか?
ダンクは新聞折込のチラシ校正から始まった会社です。現在も多くの広告校正を請け負っています。
本記事のクイズでは、表記ミスや整合性の不一致など、チラシ校正に特化した、よくある間違いを仕込みました。
普段から広告制作に向き合っている方向けに作成したクイズです。
自身の校正力を試してみる、もしくはチームメンバーの校正力を採点してみる、などクイズの取り組み方は自由です。
校正の基本的視点を学んでもらうクイズですので、難易度もそこまで高くありません。
ゲーム感覚で、楽しくチャレンジしてみてください。
クイズは全5問。全問正解へのカギは「素読み校正」の技術!
クイズは全5問用意しました。
全問正解のカギは、素読み校正にあります。
素読み校正とは、作業を分解すると以下4つになります。
素読み校正4つのチェック作業
- 常識チェック
日本語の違和感や常識的な間違いをチェック - 誤字脱字チェック
漢字や送り仮名の間違い、英語のスペルミスなどをチェック - 表記ゆれチェック
同じ制作物内で表記がゆれていないか(異なっていないか)をチェック - ファクトチェック
数値や時系列、日付や人名など事実関係の間違いをチェック
本クイズは、上記4つのチェック力が問われる内容となっています。
素読み校正を詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでからクイズにチャレンジしてください。
「そんなヒントはいらない!」という方は、そのままクイズに進んでください。
それでは、問題に入ります!
1問につき間違いは1つとは限りませんのでご注意を!
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【第1問】次の広告で整合性がとれていない箇所はどこでしょうか?

【第1問】の答えを見る
商品名は「アニマル柄」ですが、掲載写真は「恐竜柄」になっています。
恐竜も「アニマル柄」で販売するケースがあるかもしれませんが、誤認を避けるためにも分けた方が無難です。
かわいいアニマル柄を期待していたのに、恐竜柄しか売っていなかったら子どもはがっかりしますよね。(その逆もしかり)
掲載イラスト・写真と商品スペックを照合するのは広告校正の基本です。
【第2問】次の広告で「おかしい」と思う箇所はどこでしょうか?


【第2問】の答えを見る
今度は恐竜柄で統一しています。間違いはそこではありません。
答えはサイズ表記。
幼園児(幼稚園や保育園に通う3~6歳)の一般的な服のサイズは90~120cmくらいです。
「130~150cm」は大きすぎるので間違いです。
もう1か所間違いを仕込みました。気がつきましたか?
「アクリル」が「アクルリ」になっています。
誤字脱字はスッと読んでいると、なかなか気がつきません。集中しましょう!
【第3問】次の広告の間違いはどこでしょうか?


【第3問】の答えを見る
「鑑定書付き」は間違いで、正しくは「鑑別書付き」です。
鑑定書は「ダイヤモンドの大きさや等級を鑑定」したもので、ダイヤのみに発行されます。
一方、鑑別書は「その宝石が天然か人工かを機材を使って鑑別」したもので、宝石全般に発行されます。
ここではルビーに対するものなので「鑑別書付き」が正です。
このように、なんとなく耳なじみのある言葉はついつい信用しがちです。
これどういう意味だっけ?と少しでも思ったら、迷わず言葉の意味を調べましょう。
【第4問】次の広告で「おかしい」と思う箇所はどこでしょうか?

【第4問】の答えを見る
6本パックの方が18本(箱入)より、1本あたりの値段がお得になっています。
(6本パック=1本200円、18本(箱入)=1本205円)
通常は、多く買った方がお得ですよね。
それと、一般のスーパーでは「18本(箱入)」という商品は存在しません。とてもじゃないけど重くて運べませんね。
箱入りは6本が普通です。
自分がスーパーで買い物するシーンを思い浮かべると、矛盾に気がつくと思います。
最後はちょっと視点を変えて出題。赤字の書き方クイズ!
【第5問】広告の制作途中で、メンズソックスの販売が中止になりました。どこに削除指示(トル指示)を入れたらいいでしょうか?

【第5問】の答えを見る
答えは❶~❹の4ヵ所にトル指示が必要です

❶販売中止になったので、商品名のメンズは削除
❷「メンズ/25~27cm」も削除
❸レディスだけになるので「各」は削除
❹同じくレディスだけになるので、サイズ前の「レディス/」も削除
❶❷はすぐに分かると思いますが、❸❹にトル指示を入れられたでしょうか。
1商品を削除しただけでも、いろいろな箇所に修正が必要になるのです。
何事も積み重ねが大事!
いかがでしたか?全問正解できたでしょうか。
ダンクは校正会社ですから、日々こういった間違いや矛盾を探しています。
ですので見方が習慣づいていますが、普段校正に関わっていない方には、クイズで紹介したような視点がなかなか持てません。
結局は、数をこなして慣れていくのが間違いを見つけるコツです。

そんなに時間かけていられないよ・・・
という方もいると思います。
そんな方は、AIツール(文章校正ツール)を利用するのも有効な手です。
毎回100点のチェック結果を、AIツールが提示してくれるとは限りませんが、自分にはない視点で指摘してくれたり、作業を効率化できたりといったメリットがあります。
ダンクがおすすめしているのは、人の目での校正とAIツールの併用です。
以下の記事も参考にしてください。
「ミスが減らない」「内容をチェックする時間がない」でお困りの企業さまは、ダンクの校正・校閲サービスをご活用ください。
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この記事の監修者

- 広告校正セミナー講師
- 2007年ダンク入社後、大手流通チラシの校正業務を担当。その後、大型カタログや金融商品等、さまざまな校正・校閲業務に携わる。
現在は編集・校閲グループリーダーとして、編集・校正業務はもちろん、クライアント対応やスタッフ育成、社内外に向けた校正ノウハウの発信にも注力する。
2024年からは宣伝会議の「校正・校閲力養成講座」講師を担当。
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