何となくはNG!チラシの見出しの付け方【見出しで読ませるチラシを作る】

この記事の対象

この記事は、チラシなどの広告物を自分で作成している販促・企画担当、レビュー担当の方向けに、見出しのつけ方を解説したものです。

チラシを最後まで読んでもらうためには、読者の理解を助ける見出しが重要です。

ですが、見出しを適当につけている、またはそもそも見出しがない…といった実にもったいないチラシもよく見かけます。

ダンクは、多くのチラシ制作に携わり、チラシを読んでもらうための試行錯誤を続けてきました。
その経験から重視したことのひとつが見出しです。

本記事では、読んだだけで概要が理解できる、見出しのけ方を解説します。

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「見出し」と「タイトル」の関係性

本記事で定義する見出しは以下を指します。この記事では「見出しのつけ方」に特化して解説します。

タイトルのコツは、別の記事にまとめていますので合わせて読んでみてください。

見出しをつけるコツは「グループ化」と「ラベルづけ」

見出しは以下の2ステップで作ることができます。

ステップごとに解説します。

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【ステップ①】分類を意識して情報をグループ化

グループ化とは、同じ内容を分類してグルーピングすることを言います。

そもそもグループ化ができていなければ、見出しをつけることができません。
どの文章や情報のまとまりに見出しをつけていいか、わからないからです。

以下のような節電対策の社内告知で考えてみましょう。

言いたいことはわかりますが、この告知ではどのフロアのどこを指しているのかよくわかりませんよね。

グループ化されていないと、ただの文章の羅列になりがちです。

まずは、分類を意識してグループに分けてみましょう。

上4つが「オフィス」、下が「共有スペース」にグループ化することができます。

これでグループ化ができました。

【ステップ②】グループごとにラベル(見出し)をつける

グループ化ができれば、あとは簡単です。

グループごとに見出しをつけてあげます。

これであれば、どこの話をしているのかすぐにわかります。

見出しをつけるということは、情報に目次をつけているようなものです。
つまり、多くの情報をすぐに理解できるようになる、検索性が上がるということです。

文章の羅列では読んでもらえない

ここからは、実際のチラシでよく見かける例で解説します。

文章の羅列になってしまうと、理解しづらくなるので見出しを意識しましょう。

手順や操作説明、留意事項の例

手順説明や留意事項は伝える情報量が多いので、文章の羅列になりがちです。

ダンクでは、企業の文書作成支援を行う機会が多いですが、このケースは本当によく見かけます。

とりあえず書いておけばいいでしょ…

というモチベーションで書いている方が多いので、読みづらくなってしまうのかもしれません。

特に多いのが、とりあえず箇条書きで羅列していくケース。

例えば、以下のような箇条書きはどうでしょうか?

Before

お申込み方法

  • お申込みはマイページまたは申請書にて承ります。
  • マイページからお申込みの場合は、すぐご利用になれます。申請書でお申込みの場合は、手続完了までに2週間程度かかります。
  • マイページでお申込みの場合は、画面の指示に従って手続きをしてください。
  • 申請書でお申込みの場合は、同封の申請書へ記入のうえ、お客さまセンターへ郵送してください。
  • 申請書受付から2週間以内に、お客さまセンターから受付完了メールをお送りします。
  • マイページでお申込みの場合は、ログイン時にIDとパスワードの入力が必要です。

一見、箇条書きでうまくまとまっているように感じます。

ですが、中身を読むと「マイページ」と「申請書」のお申込み方法が交互にでてくるので、知りたい情報が分散されています。

お伝えした「グループ化」と「ラベル(見出し)」を使えば、簡単にわかりやすくできます。

Before

「マイページ」でのお申込み

  • マイページからお申込みいただくと、すぐにご利用になれます
  • ログイン時にIDとパスワードの入力が必要です
  • 画面の指示に従って手続きをしてください

「申請書」でのお申込み

  • 申請書でお申込みの場合は、手続完了までに2週間程度かかります
  • 同封の申請書へ記入のうえ、お客さまセンターへ郵送してください
  • 申請書受付から2週間以内に、お客さまセンターから受付完了メールをお送りします

これなら自分の知りたい情報にダイレクトにたどり着けます。

グループ化と見出しで、わかりやすさは格段に上がります。

説明文やリード文の例

チラシの説明文やリード文も同様です。

ダラダラと説明している文章では、なかなか読んでもらえません。

見出しのない新聞を想像してみてください。とてもじゃないですが、頭からすべて読んでいくなんてできませんよね。

チラシもこれと同じです。

例えば、以下のようなリード文があったらどうでしょうか。

長いリード文はなかなか読んでもらえません。

ここでもグループ化をしてみます。

あとは、それぞれのグループに見出しをつけるだけです。

見出しを読めば、何を伝えたいのか概要は掴めますよね。

最悪、見出しだけ読んでもらえればいいや

くらいのつもりで見出しをつけましょう。

もちろん、本文は手を抜いていいという意味ではありません。
ですが、いくら想いをこめて本文を書いても必ず読んでもらえる保障はありません。

本文を読んでもらうために見出しが必要なのです。

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先に読み進めてもらう見出しをつける

グループ化と見出しはできているのに見出しの書き方が良くない、というケースもあります。

あまり意味を持たない言葉を使っているともったいないので、「先に読み進めてもらう」ことを意識した見出しをつけましょう。

(NG例)記号として見出しを使っている

例えば、以下のように「3つの〇〇」などで、詳細を説明する場合。

「テクニック①」・・・が見出しになっていますが、この見出し自体では意味を持ちません。
(グループの区切りという記号としての役割は果たしていますが)

どんなことが書いてあるのか、内容を想像できる見出しをつけましょう。

見出しにポイントが書かれているので、これなら興味を持った人には読み進めてもらえそうですよね。

「見出しをトリガーにして詳細を読んでもらう」ことを意識して見出しをつけてください。

(NG例)メリットが書かれていない

商品・サービスを訴求するチラシの場合は、見出しにメリットを盛り込むようにしましょう。

よくあるのが機能名だけを見出しにしているケース。

機能であることはわかりますが、それぞれどんなメリットがあるのか、本文を読まないとわかりません。

前述したように、チラシの内容をすべて読んでもらえる、なんてことはまずありません。

少しでも見出しでメリットを感じてもらいましょう。

多少見出しは長くなりますが、各機能のメリットは伝わりますよね。

メリットを感じた方は、先へ先へ読み進めてくれるはずです。

まとめ

見出しをつけるコツを紹介しました。

特に重要なのが、情報をグループ化すること。
グループ化さえできれば、その内容に合わせて見出しをつければいいだけです。

見出しがあるかないかで、チラシの読了率が変わってきます。ぜひ取り入れてみてください。

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この記事の監修者

桑島 浩
桑島 浩文書改善コンサルタント
1998年株式会社ダンク入社。
チラシやパンフレットの校正・校閲、ディレクションを担当したのち、現在は「わかりやすさ」を追究した文書改善専門家としてコンサルタントを務める。文書作成力向上研修講師。
・テクニカルライティング 3級
・二級 知的財産管理技能士

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